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2020年7月3日

ネイリンカプセルの投与制限

【質問内容】

ネイリンカプセルが今回3ヶ月分処方された。

次回再処方があった場合は疑義照会をすべきか?

 

2020年6月29日

酸化マグネシウムの1日量

【質問内容】

転院の85歳男性Pt.

以前から酸化マグネシウム3g/dを服用していた。

添付文書上、常用量は2g/dが最大量となっているが、疑義照会すべきだろうか。

 

【回答内容】

酸化マグネシウムの添付文書には適宜増減の記載があるため、用量としては差し支えない。

保険調剤の取り扱いとしては倍量までは適宜増減の範疇とみなされる。

 

しかしながら、85歳と高齢であることから高マグネシウム血症に注意を要するため、医師への情報提供は行ったほうが良いと考える。

 

2020年6月17日

カロナール坐剤のアンヒバ小児用坐剤での代替

【質問内容】

患者;80歳代

カロナール坐剤100mgの処方を応需した。

アンヒバ小児用坐剤で代替は可能か?

 

2020年2月6日

【シロドシンとタムスロシンの併用】


【質問内容】


お薬手帳からシロドシン錠とタムスロシン錠を併用している患者がおられた。

どちらもα1受容体拮抗薬となるが、併用についてなにかエビデンスはあるのか?


2020年2月5日

【医師の指示通りという用法の可否】


【質問内容】


以下の処方箋を応需した。

クラビット錠500mg             1T

医師の指示通り                      1日分

12/2入院時に持参)



疑義照会をしたところ、入院時に持参し医師の指示通りに服用してほしいとの回答が得られたが、この用法で問題はないか?


2020年1月24日

【フェブリクの1日2回投与の是非】


【質問内容】


前回処方

フェブリク20mg 1T

1投与

今回応需処方箋より

フェブリク20mg 2T

2投与

となっていた。フェブリクの12回投与は適正処方か?


2020年1月17日

【重複投薬相互作用等防止加算の算定】


【質問内容】


降圧剤1種(新規処方)の処方箋を応需しました。

お薬手帳を確認したところ同系統の降圧剤が他医療機関から処方されており、お薬手帳を医師には見せていなかったとの事で疑義照会を行ったところ処方中止となり、処方箋ごと削除になりました。

この場合算定出来る点数などはありますでしょうか。


2020年1月15日

【アセトアミノフェンの代替調剤】

【質問内容】


Rp)アセトアミノフェン 0.5g

疼痛時

以上の処方を応需した。この処方をカロナール細粒にて調剤する場合、疑義照会は必要か?


2020年1月10日

【処方医の記名の抜けた処方箋】


【質問内容】


処方医の記名が抜けた処方箋を応需した(押印はあり)。

疑義照会して対応したが、記名して貰う必要はあるか?


2019年11月18日

【エチゾラムの30日を超える投与】


【質問内容】


医師よりエチゾラム錠の30日を超える投与を受けた。

投与制限のある薬剤のため疑義照会を行ったところ、『長期処方が可能になる研修を受けている』とのことで日数に変更が生じなかった。

本処方は査定の対象にならないだろうか?


2019年11月13日

【アゾセミドとトラセミドの併用】


【質問内容】


アゾセミド30mg服用中の方に退院時処方でトラセミド錠4mgが追加になりました。

処方意図で考えられることがあれば教えていただけないでしょうか。

ループ利尿薬2種の併用は見慣れないため疑義照会しましたが併用の指示でした。


2019年11月1日

【テラムロAPからイルアミクスHDへの切り替え】


【質問内容】




前回テルミサルタン40mg・アムロジピン5mg配合錠から今回イルベサルタン100mg・アムロジピン10mg配合錠へ切り替えになっていました。添付文書上の切り替え法通りではないので念のため疑義しましたが変更はありませんでした。



このような場合どのように考えればよろしいでしょうか。



【回答内容】

本症例の切り替えに関して様々な見解が考えられるが、適応上は原則としてイルアミクスLDを経てHDへの切り替えが必要とされているため、疑義照会を行うのは適切であるといえる。



その上で、アムロジピンを5mg→10mgに増量していることから降圧効果が不十分であったことが検討される。



次にARBの切り替えについて検討する。

ARB自体の強弱としてはテルミサルタン40mg≒イルベサルタン100mgと判断できる。すなわちARBの変更による降圧作用の増強という観点は考えにくい。



さらにテルミサルタンとイルベサルタンの違いを検討する。

テルミサルタン
成分
イルベサルタン
43
バイオアベイラビリティ
61/88
0.51H
Tmax
1.33H
2138H
t1/2
1.33H
98%→禁忌:胆汁の分泌が極めて悪い患者又は重篤な肝障害のある患者
糞中排泄率
80
2
尿中排泄率
20

以上により、肝機能の悪化のためARBをテルミサルタンからイルベサルタンに変更した可能性も考えられる。



また、イルベサルタンは海外において糖尿病性腎症(2型糖尿病を合併する高血圧症における腎症)の適応症を取得していることから、腎症の所見が確認された可能性も考慮されうる。






引用文献


医薬食品局審査管理課. (200836). イルベタン・アバプロ審査結果報告書.

大日本住友製薬株式会社. (201810). アバプロ錠インタビューフォーム.

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社. (20193). ミカルディス錠インタビューフォーム.

有吉 祐亮,水本 継吾. (2009). 長時間作用型ARBイルベサルタン (イルベタン®50 mg,イルベタン®100 mg) の薬理作用と臨床特性. 日薬理誌.




2019年10月18日

【ベルソムラの長期投与】


【質問内容】


以下の処方箋を応需した。

Rp)ベルソムラ錠15mg         1T

           就寝前                        98日分

投与制限等問題のある処方ではないか?



【回答】


長期処方をしても差し支えない。



【回答理由】


ベルソムラは向精神薬・麻薬・新薬等の日数制限の規制がかかる薬剤ではない。

またベンゾジアゼピン系薬剤と異なるため医師側の処方箋発行料の減算に関わる薬効群にも該当しない。


2019年10月16日

【アストミンとメジコンの併用】


【質問内容】


小児科からの処方。

アストミンとメジコンが同位置処方上に記載されていたのだが、併用することはあるか?



【回答】


併用が有効であるエビデンスはない。



【回答理由】


アストミンの販売会社であるオーファンドラッグに確認を行ったところ、以下の回答を得た。

どちらも非麻薬性中枢性鎮咳薬であり、同種同効薬となるため、併用は原則としてしない。

保険においても査定対象となる可能性がある。

併用療法を行ったという資料も現在のところ存在しない。



以上のことから、本来であれば疑義照会の対象となる組み合わせと考えられるが、併用禁忌等ではないため最終的には処方医の好みの問題となる。


2019年10月14日

【外用薬の新薬における投与制限】


【質問内容】


外用薬(点眼等)の投与上限は具体的に定まっているのでしょうか?



【回答内容】


内服薬と同様に14日分の投与制限が定められている。



点眼薬の場合、日本眼科医会の指針では『2週間分の投与量の目安として、4回点眼の場合には20L、2回点眼では10L、1回点眼では5L[1]と示されている。



軟膏剤等については塗布面積の関係もあるため、明確な判断基準は設けられていないが、成人の全身に塗布する場合おおよそ40g必要となる[2]





[1] 日本の眼科.798号(2008,1150.
[2] Drake L.A.et al.J Am Acad Dermatol 199635615-9一部改変

2019年10月11日

【頓服の投与制限】


【質問内容】

頓服処方の投与制限はやはり14回分なのでしょうか?

例えばデパス90回分がレセプトを通るように、1日複数回服用の薬が頓服で出た際に関しては14回以上処方されていても問題ないのでしょうか?

【回答】


問題ないと考えられている。



【回答理由】


以下、社会保険支払基金に確認した内容となる。

頓服については1日の投与量が承認用量から大きく逸脱しなければ問題にならないことが大半を占める。



質問にあるデパスの場合、最大で13回まで服用できる。連日3回服用したとした場合、30日分となるためこの場合投与制限を超えるものではないと判断できる。



ただし、『12回以上に渡り時間的、量的に一定の方針のある場合は内服薬とする』[1]という通知も過去に通達されているため、留意願いたい。



[1] 昭和24年10月26日保険発第310号

2019年3月4日

【疑義照会内容の記載箇所】


【質問内容】

疑義照会を行ったあとはその内容をどこに記入する必要があるのか?

【回答】

処方箋の備考欄・調剤録・薬歴
ただし調剤録が処方箋の裏に印刷される場合は、備考欄・調剤録のどちらか一方でも良い。

【回答理由】

薬剤師法施行規則に以下の条文がある。
(処方せんの記入事項)
第十五条 (前略)
二 法第二十三条第二項の規定により医師、歯科医師又は獣医師の同意を得て処方せんに記載された医薬品を変更して調剤した場合には、その変更の内容
三 法第二十四条の規定により医師、歯科医師又は獣医師に疑わしい点を確かめた場合には、その回答の内容
(調剤録の記入事項)
第十六条 法第二十八条第二項の規定により調剤録に記入しなければならない事項は、次のとおりとする。
18まで省略
九 前条第二号及び第三号に掲げる事項
すなわち疑義照会を行い処方変更が行われた場合、疑義があり照会した内容を処方箋及び調剤録に記載する必要がある。

薬歴への記入については厚生労働省からは以下の文言[1]も発出されている。
『薬剤服用歴の記録は、調剤報酬請求(薬学管理料)の根拠となる記録である。』
『重複投薬・相互作用等防止加算の対象となる事項について、処方医に連絡・確認を行った内容の要点、変更内容を薬剤服用歴の記録に記載する。』

また、関東信越厚生局発出資料[2]に以下の文言がある。
『薬剤服用歴の記録に記載がない、又は記載内容が不十分である。 (中略)処方内容に関する照会の要点等の調剤についての記録(後略)』

以上の理由より処方箋の『備考欄・調剤録・薬歴』それぞれに疑義照会した理由、内容、回答の記載が必要となる。


[1] 厚生労働省保険局医療課医療指導監査室.保険調剤の理解のために(平成30年度)
[2] 関東信越厚生局. 平成28年度に実施した個別指導において 保険薬局に改善を求めた主な指摘事項.Ⅱ薬学管理料,2

2019年3月1日

【薬価差のない後発品から先発品への変更について】


【質問内容】

メトホルミン250mgMTは後発品除外品目となっているが、メトグルコ錠で調剤するためには疑義照会が必要か?

【回答】

必要であると考えられる。

【回答理由】

基礎的医薬品等の代替についてはこれまでどおりの代替調剤の規則が適用されている。

また後発品除外品目となったことにより診療報酬上の後発医薬品ではなくなっているが、医薬品医療機器等法における後発品であることは変わりがない[1]とされため、先発品後発品の関係性は維持されるものと考えられる。

そのため後発品の銘柄処方である場合、メトグルコへの代替については疑義照会が必要であると考えるられる。




[1] 日医工MPI.MPIFAQ解説07.変更調剤,P.2

2019年2月28日

【局方品の代替調剤】


【質問内容】

プロペトが処方されたのだが、局方品の白色ワセリンへの代替調剤は疑義照会無しで可能か?

【回答】

代替には疑義照会が必要。

【回答理由】

プロペトを含む白色ワセリンも基礎的医薬品のカテゴリに含まれることとなった。
基礎的医薬品については基礎的医薬品となる前に代替調剤可能だった後発品への変更は可能となっている[1](具体例;セフゾンカプセル⇔セフジニルカプセル等)。

白色ワセリンの場合、基礎的医薬品になる前から局方品であり先発品、後発品の区分のない医薬品であったため、代替の際には疑義照会が必要となる。

【キーワード】


[1] 厚生労働省.疑義解釈資料の送付(その4.調剤【後発品への変更調剤】,平成30525.

2019年2月27日

【プラケニルの用量設定について】


【質問内容】

プラケニル投与の女性。
身長156センチで投与量がプラケニル200mg 1Tであった。
添付文書から判断すると154173センチの区分となるはずだが、疑義照会すべきか?

【回答】

まずは実体重の確認を。そのうえで疑義が解消されないのであれば、疑義照会すべき。

【回答理由】

プラケニルは皮膚エリテマトーデス、全身性エリテマトーデスに用いる薬剤で、身長から理想体重を算出した値により投与量が変化する。
プラケニルの女性への投与量は以下の通りとなる。
女性患者の場合
身長(理想体重):136cm以上154cm未満(理想体重31kg以上46kg未満)
1回投与量:1錠(200mg

身長(理想体重):154cm以上173cm未満(理想体重46kg以上62kg未満)
1回投与量:1錠(200mg)と2錠(400mg)を1日おき

身長(理想体重):173cm以上(理想体重62kg以上)
1回投与量:2錠(400mg
それを踏まえた上で、実体重が理想体重を大きく下回る患者に長期投与している 場合において、理想体重に基づく投与量を1段階下げること(例えば,300 mg/日を200 mg/日に下げる)ことを検討するとする文献[1]もある。
あえて、1段階下げているのであれば、実体重が少ないことも懸念される。

【疑義照会後の回答】

処方元の病院に疑義照会をかけたところ、患者自身がアレルギーがでやすいためにあえて少ない量で処方したとのことだった。当該回答を薬歴にも残した。

【キーワード】
プラケニル 疑義照会


[1] 古川福実ら. ヒドロキシクロロキン適正使用の手引き. 4.用法及び用量,用法及び用量に関連する使用上 の注意, 日皮会誌:12511),2049-20602015(平成27