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2020年7月2日

眠剤の査定

【質問内容】

以下の処方箋についてブロチゾラムが査定を受けた。

理由について教えてほしい。

Rp)     ルネスタ3mg             1T

           ブロチゾラム0.25mg 1T

           1xvds                       30Td

 

2020年6月22日

注射針のみの処方の可否

【質問内容】

インスリン導入中の患者。

注射針のみ足りなくなりそうで、医師より注射針のみの処方は可能かと問い合わせがあったが、可能だろうか。

 

2020年2月3日

【抗真菌内服薬の長期処方について】


【質問内容】


門前医師からの質問。

イトラコナゾールカプセルやテルビナフィン錠といった抗真菌内服薬を長期処方したいが報酬上問題ないかとの質問を受けた。



処方は可能か?


2019年3月27日

【抗不安薬、催眠鎮静剤等の漫然投与に関する処方箋発効料について】

【質問内容】

来年度41日から抗不安薬、催眠鎮静剤の1年を超える投与について処方箋発行料が見直されるが、ゾルピデムなどの非ベンゾジアゼピン系製剤の取扱はどうなるのか?

【回答】

非ベンゾジアゼピン系薬剤でも処方箋発行料減算の対象となる。

【回答内容】

作用点がベンゾジアゼピン受容体である薬剤は、ベンゾジアゼピン受容体作動薬として区分される。
これにはベンゾジアゼピン系薬剤のほかゾルピデム、ゾピクロンなどの非ベンゾジアゼピン系薬剤も含まれる[1]

なお、規定を受けるベンゾジアゼピン作動薬については以下の通り[2]
一般名
販売名
アルプラゾラム
コンスタン、ソラナックス他
エスゾピクロン
ルネスタ
エスタゾラム
ユーロジン他
エチゾラム
デパス他
オキサゾラム
セレナール他
クアゼパム
ドラール他
クロキサゾラム
セパゾン
クロチアゼパム
リーゼ他
クロラゼプ酸二カリウム
メンドン
クロルジアゼポキシド
コントール他
ジアゼパム
セルシン、ホリゾン、
ダイアップ他
ゾピクロン
アモバン他
ゾルピデム酒石酸塩
マイスリー他
トリアゾラム
ハルシオン他
ニメタゼパム
エリミン
ハロキサゾラム
ソメリン
フルジアゼパム
エリスパン
フルタゾラム
コレミナール
フルトプラゼパム
レスタス
フルニトラゼパム
サイレース、ロヒプノール他
フルラゼパム塩酸塩
ダルメート
ブロチゾラム
レンドルミン他
ブロマゼパム
レキソタン他
メキサゾラム
メレックス
メダゼパム
レスミット他
リルマザホン塩酸塩
水和物
リスミー他
ロフラゼプ酸エチル
メイラックス他
ロラゼパム
ワイパックス他
ロルメタゼパム
エバミール、ロラメット
クロナゼパム
リボトリール、ランドセン
クロバザム
マイスタン
ミダゾラム
ミダフレッサ
ニトラゼパム
ネルボン、ベンザリン他

【キーワード】


[1] 厚生労働省.平成30330日疑義解釈資料(その1).168.
[2] PMDA. ベンゾジアゼピン受容体作動薬の依存性について.20173

2019年2月26日

【発売されていない後発品の一般名処方加算の算定について】


【質問内容】

本日ジェネリック医薬品が薬価収載されました。
販売がまだのユリーフなどは一般名処方した際に医師側は本日から加算をとれるのでしょうか。
また逆に、一般名で処方しなかった場合、すべての医薬品を一般名で処方した際の点数はとれなくなるのでしょうか?

【回答】

ユリーフ等も一般名処方加算の対象になる。

 【回答理由】

厚生労働省が作成しているの一般名処方マスタにユリーフ(【般】シロドシン錠4mg等)トラムセット(【般】トラマドール・アセトアミノフェン配合錠)がすでに記載されており、一般名処方加算の対象薬に指定されている。

マスタにある通り、加算12と指定が入っているため、仮にこれらの薬剤を先発医薬品名で入力すると、すべての医薬品を一般名処方した際に取れる一般名処方加算1は算定できないものと考える。

2019年2月21日

【リンゼスの便秘での査定事例】


【質問内容】

リンゼス錠・マグミット錠・センノサイド錠 3剤で処方した所、リンゼス錠が切られた。
「(グーフィス・アミティーザを除く)他の便秘薬を用いて効果不十分な場合リンゼスを使用してください」と書かれていたが、添付文書上に記載がない。
更にセンノサイドとマグミットも同時に処方しているのになぜ切られたのか?
(今年5月に同処方の時は切られておらず、11月の処方が切られた)

【回答内容】

5月に査定を受けなかったのは、5月時点でリンゼス錠に『慢性便秘症』の効能がなかったためと考えられる。リンゼス錠が『慢性便秘症』の効能効果を取得したのは、20188月となっているため、それ以前のレセプトについてはおそらく、IBS-C(便秘型過敏性腸症候群)で提出されていると推測される。そのため、査定を受けなかったものと考えられる。
返戻を受けた理由についてだが、8/21付の保医発 0821 第1号にて以下の記述がリンゼス、アミティーザ、グーフィスに発出された。

リンゼス錠 0.25mg
本製剤の器質的疾患による便秘を除く慢性便秘症への使用に当たっては、他の便秘症治 療薬(ルビプロストン製剤及びエロビキシバット水和物製剤を除く。)で効果不十分な場 合に使用すること。
アミティーザカプセル 24µg
本製剤の使用に当たっては、他の便秘症治療薬(エロビキシバット水和物製 剤及びリナクロチド製剤を除く。)で効果不十分な場合に、器質的疾患による 便秘を除く慢性便秘症の患者へ使用すること。
グーフィス錠5mg
本製剤の使用に当たっては、他の便秘症治療薬(ルビプロストン製剤及びリ ナクロチド製剤を除く。)で効果不十分な場合に、器質的疾患による便秘を除 く慢性便秘症の患者へ使用すること。

上記の厚生労働省保険局医療課長通知により、査定されたものと考えられる。
【キーワード】

2019年2月4日

カロナールの頓用時の服用回数

【質問内容】 

門前医院のアセトアミノフェンの頓用の処方について聞きたい。 
【般】アセトアミノフェン錠200mg2T 
頭痛・発熱時 1日6回まで10回分 
1日6回投与は可能なのか? 

【回答】 

適応症によっては可能。 

【回答理由】 

頓用の場合、1日の総投与量が承認用量から大きく逸脱しなければ査定を受けることもない(社会保険支払基金確認済)。 

カロナール錠の添付文書から 
通常,成人にはアセトアミノフェンとして,1回300~1000mgを経口投与し,投与間隔は4~6時間以上とする。なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日総量として4000mgを限度とする1 
とあるように、総投与量としても、服用間隔としても添付文書の用量を逸脱しない。 

ただし、医科レセプトの傷病名が上気道炎の解熱鎮痛の場合、 
通常,成人にはアセトアミノフェンとして,1回300~500mgを頓用する。なお,年齢,症状により適宜増減する。ただし,原則として1日2回までとし,1日最大1500mgを限度とする。 
の記載があるため、頻繁に当該処方があるようならば傷病名についての情報提供は行ったほうが良いかも知れない。 

2017年5月12日

抗アレルギー薬の併用について

『抗アレルギー薬の併用についてどこまで認められているのか教えて下さい』

Rp. アレグラ60 4t分2
Rp2. ニポラジン3 2t分2

アレルギー性鼻炎(Rp1)、気管支喘息(Rp2)の適応で請求したところ医院に減点があって問い合わせがありました。

自分で確認した範囲では蕁麻疹診療ガイドライン、アトピー性皮膚炎診療ガイドラインでは一部併用についての記載があったと思います。

ご指摘の通り、蕁麻疹診療ガイドラインには併用や倍量投与に関する記述があります[1]
抗アレルギー薬の併用については、以下の通り審査の記録がありました。
ヒスタミンH1拮抗剤の併用(例:アレロックとタリオン)について。原則として、同一系統の薬剤は1剤とし、作用機序の異なる抗アレルギー剤については2剤まで併用が認められている。アレロック、タリオンは同一の抗ヒスタミン薬であるが、重症例としてあえて手をつけないこととする。但し、一次審査において、同一系統の薬剤が2剤投与されている場合は必要コメントを求めることとする。(日本耳鼻咽喉科学会新潟地方部会)
重症例に対しての2剤併用は、黙認するという形です。
ご質問の症例の場合、それぞれ傷病名が異なることから、併用の必要性が乏しいと判断されたのかもしれません。
抗アレルギー薬の併用については、査定されるケースも多くありますので、レセプトのコメント欄に『重症例のため、2剤併用』などの記載が必要と思われます。



[1]蕁麻疹診療ガイドライン 日皮会誌:1217),13572011(平成23


2017年5月8日

プランルカストとモンテルカストの併用

ロイコトリエン受容体拮抗薬 を2種類併用することにどのような意図があり
保険上問題ないのか

【処方内容】
シングレアチュアブル錠5mg  1錠 分1 就寝前
プランルカストカプセル112.5mg 2C 分2 朝夕食後
その他の処方
クラリスロマイシン50mg ビオスリ- アンブロキソール15mg  



オノンの小野薬品、シングレアのMSD、キプレスの杏林にそれぞれ確認いたしました。

【小野薬品の回答】
併用の症例、文献は持っていない。査定事例は集積していない。
薬理作用が重複しており、オノンの過量投与と同じ状態になる(下痢などの副作用が出現する恐れ)。保険の審査は査定される可能性も十分あり。

MSDの回答】
併用例は集積なし。査定事例は地域差のため集積していない。
作用機序も同一のため、併用する事例はない。
仮にオノンとシングレアで、傷病名を別にしていたとしても難しい。疑義照会するのが望ましい。

【杏林】
併用例はない。査定事例は集積なし。
薬効の観点、保険請求の観点からも推奨はしない。

以上を総合しますと、作用点も同じ為併用については難しい事例のようです。

ただ、オノンの添付文書上適宜増減がありますので、オノン2Cでは効果が十分に出ないため、キプレス5mgで追加している可能性も否定はできません。
(その際は、医院側のレセプトに併用についてのコメントを載せて頂いたほうが良いでしょう)

疑義照会の際には、こんな風に疑義照会をしてみてはいかがでしょうか?
『プランルカストとシングレアは同じ薬効となっておりますが、プランルカストだけでは効果不十分のためのシングレアの併用でしょうか?』