2017年5月12日

抗アレルギー薬の併用について

『抗アレルギー薬の併用についてどこまで認められているのか教えて下さい』

Rp. アレグラ60 4t分2
Rp2. ニポラジン3 2t分2

アレルギー性鼻炎(Rp1)、気管支喘息(Rp2)の適応で請求したところ医院に減点があって問い合わせがありました。

自分で確認した範囲では蕁麻疹診療ガイドライン、アトピー性皮膚炎診療ガイドラインでは一部併用についての記載があったと思います。

ご指摘の通り、蕁麻疹診療ガイドラインには併用や倍量投与に関する記述があります[1]
抗アレルギー薬の併用については、以下の通り審査の記録がありました。
ヒスタミンH1拮抗剤の併用(例:アレロックとタリオン)について。原則として、同一系統の薬剤は1剤とし、作用機序の異なる抗アレルギー剤については2剤まで併用が認められている。アレロック、タリオンは同一の抗ヒスタミン薬であるが、重症例としてあえて手をつけないこととする。但し、一次審査において、同一系統の薬剤が2剤投与されている場合は必要コメントを求めることとする。(日本耳鼻咽喉科学会新潟地方部会)
重症例に対しての2剤併用は、黙認するという形です。
ご質問の症例の場合、それぞれ傷病名が異なることから、併用の必要性が乏しいと判断されたのかもしれません。
抗アレルギー薬の併用については、査定されるケースも多くありますので、レセプトのコメント欄に『重症例のため、2剤併用』などの記載が必要と思われます。



[1]蕁麻疹診療ガイドライン 日皮会誌:1217),13572011(平成23


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