【質問内容】
内服の活性型ビタミンD3製剤では高カルシウム血症の副作用が言われることがあるが、外用剤でも起こりうるのか?
【回答】
活性型ビタミンD3外用剤の投与だけでも高カルシウム血症は起こりうる。
【回答理由】
製剤の脂溶性は高く、中でもマキサカルシトール軟膏は基剤に脂溶性のトリグリセリドが入っているため吸収されやすく、皮膚から全身へ薬物が移行する。そのため、高カルシウム血症になる恐れがある[1]。
また同様の症例報告が複数上梓されており、特に高カルシウム血症発症の危険因子を有する以下の症例については十分な注意が必要となる。
①規定範囲を超える外用量(マキサカルシトール軟膏の場合10g/d)、②経皮吸収が亢進した皮膚の状態、③合併症の存在(特に腎機能低下)、④併用薬剤による影響(ビタミンD内服薬,Ca製剤,エトレチナート、シクロスポリン,サイアザイドなど)等[2]。
[1] 全日本民医連. 副作用モニター情報〈465〉 活性型ビタミンD軟膏と利尿剤の併用で起きる高カルシウム血症. https://www.min-iren.gr.jp/?p=28648.参照日2019/02/27
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