2018年4月3日

キプレスチュアブルの年齢制限

【質問内容】
門前医院医師からの質問。
キプレスチュアブルは添付文書上6歳以上となっているが、上は制限なく投与できるのか?

【回答内容】
キプレスチュアブル及びキプレス細粒の適応は6歳以上の小児となっています。

そのため、小児の区分というものが、問題となります。

添付文書の規定で小児は6歳以上15歳未満を指しますので、キプレスチュアブルの上限は14歳までとなります。

参考)日本の添付文書の年齢区分は,「新生児:生後4週未満」,「乳児:1歳未満」,「幼児:6歳未満」,「小児:15歳未満」,「高齢者:65歳以上」と定義 され,新生児,乳児,小児に低出生体重児(出生 時の体重が2,400g未満)を加え「小児等」と記載されている[1]

そのため、15歳以上の方に5mgで投与する場合、キプレス錠5mgを用いる必要があります。




[1]医薬品の安全管理情報の提供・伝達.日本製薬工業協会.2011年3月.



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