2017年9月26日

カロナール細粒の代替策

【質問内容】
カロナール細粒20%並びに50%、カロナール坐剤の50mgが品薄になると聞いた。
理由と代替策について教えて欲しい。

【回答】
原薬工場の業務停止に伴い以下の製品が品薄になる見込みです。

あゆみ製薬が山本化学工業から原薬を調達している製品の、9月22日時点での在庫状況は以下の通り。カッコ内は在庫がなくなる時期。

■カロナール細粒50%
・100g(10月中旬)
・500g(2018年4月以降)
・0.6g×1200包(2018年4月以降)
・1.0g×360包(11月下旬)
・1.0g×1200包(2018年1月中旬)

■カロナール細粒20%
・100g(12月中旬)
・500g(11月下旬)
・0.5g×1200包(2018年1月中旬)
・1.0g×360包(12月中旬)
・1.0g×1200包(12月中旬)

■カロナール坐剤小児用50
・50個(2018年4月以降)

以上、日経DIより引用。

20%細粒および50%細粒の代替としてカロナール原末の使用やシロップの使用、錠剤の粉砕あるいは同成分のジェネリック医薬品等での対応も余儀なくされるものと存じます。

20%細粒ならびに20%ドライシロップ製剤に関しましては、以下のジェネリックが販売されております。
・東和薬品
・日本ジェネリック
・辰巳
・武田テバ
※50%細粒については他メーカーの販売はありません。

また、50mg坐剤については以下のメーカーより販売されております。
・久光(アルピニー)
・マイラン(アンヒバ)
・日本ジェネリック
・日新製薬

自店の在庫状況を常に把握するとともに、門前の先生方とも打ち合わせを行う必要があると思われます。


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