【質問内容】
今までキサラタンが出ていた患者さん。
大学病院へ転院するとともに、本日からリザベン点眼液が処方された。
大学病院では緑内障の手術を行ったとのこと。
リザベン点眼液の処方意図について教えて欲しい。
【回答内容】
リザベン点眼の有効成分であるトラニラストにはサイトカイン(TGF- β1)、活性酸素の産生あるいは遊離抑制作用をも有し、ケロイド及び肥厚性瘢痕由来線維芽細胞のコラーゲン合成を抑制することで瘢痕形成の抑制効果があることが知られています[1]。
その効果から緑内障手術後にリザベン点眼液を点眼した所、手術による眼圧降下作用が維持されたという文献があります[2]。
恐らく当該の患者さんについても、術後の眼圧降下作用を維持するために、リザベン点眼液が処方されたものと考えられます。
[1]リザベンカプセルインタビューフォーム.Ⅵ薬効薬理に関する項目2.薬理作用
[2]杉山哲也 清水一弘. トラニラスト点眼により緑内障手術後濾過胞が良好に保たれた1例.臨床眼科.53巻,2号,p145-148.
0 件のコメント:
コメントを投稿