2017年3月2日

抗生剤の服用期間中での耐性乳酸菌製剤の単独処方

先日、抗生剤が処方され服用期間中に改めて耐性乳酸菌製剤が処方された。


ビオフェルミンRやラックビーRなどの耐性乳酸菌製剤では単独処方が出来ないが、このまま調剤してよいか?




以下、ビオフェルミンRのビオフェルミン製薬、ラックビーRの興和創薬、エンテロノンRの味の素製薬に問い合わせた結果です。


薬歴などにより抗生物質の服用期間中であることが確認できれば単独処方であっても問題ありません。


ただし、抗生物質製剤の処方と耐性乳酸菌製剤の処方が別になるため、レセプト作成時に審査の医師に分かるようにコメントを付けたほうが好ましいとのことでした。


例)○月△日処方の抗生物質製剤により下痢軟便が生じたため、追加投与。



また、抗生剤の注射剤に対して後追いで耐性乳酸菌製剤を処方するケースもあり、この場合は処方医に耐性乳酸菌製剤単独での処方になっていないか疑義照会を行う必要があります。



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