2017年1月28日

眼球上転とアキネトン

以前より、心療内科を受診されている患者様に対して、本日アキネトンが処方された。



話を伺うと、『白目を剥いてしまうと相談した所、処方された』との話があった。

アキネトンの処方意図はなんなのか?

白目を剥いてしまう=眼球上転という錐体外路症状の一つジストニアによる症状と思われます(眼が吊り上がるというふうに表現される状態でもあります)。


原因は様々ありますが、こういったパーキンソン様症状が出た際に、抗パーキンソン病薬のアキネトンが用いられます。



薬剤の副作用で発現することも多く、アリセプトや抗精神病薬などで起こることが知られています。





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