患者背景:アトピー性皮膚炎で受診中の女性。
前医から十味敗毒湯を処方されており、別の皮膚科医院へと今回転院された。
転院した所十味敗毒湯から清上防風湯へ処方変更となった。
十味敗毒湯と清上防風湯の使い分けはどのように行うのか?
漢方製剤のメーカーに確認したところ、清上防風湯は赤みがあり腫れもある場合、いわゆる抗生物質を使いたくなるような症状の際に用いるそうです。
また十味敗毒湯は亜急性期、さほど炎症反応が強くない場合に用いるとのことです。化膿を繰り返す場合にも有効とのことです。
使い分けとしては上図のようになるとのことです。
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