調剤薬局に勤める薬剤師が送る備忘録的ブログです。 日々の業務の中で出くわした症例や疑問について解説いたします。 注!本ブログの症例に対する回答は、回答を作成した時点での法規や知見に準じています。必要に応じて最新の資料をご参照くださいm(_ _)m
酢酸ブセレリン(スプレキュア)点鼻液と低用量アスピリンの自費処方を応需した。
処方意図は何か?
不妊治療のための処方箋
酢酸ブセレリンはhCG注射の代替として、採卵を行う34-37時間前に卵の成熟を促すために使用することがある[1]。
さらに低用量アスピリンについては抗リン脂質抗体症候群における習慣性流産等における不育症の治療にも用いられる[2]。
[1] J.Mamm.Ova Res.Vol.24,61-64,2007クエン酸クロミフェンまたはクエン酸クロミフェン+hMG採卵周期のおけるhCG投与と酢酸ブセレリン投与の治療成績の比較
[2] 日本産婦人科医会. 2.低用量アスピリン療法の適応について参照URL. https://www.jaog.or.jp/note/2%EF%BC%8E低用量アスピリン療法の使用について/
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