【質問内容】
門前医院のアセトアミノフェンの頓用の処方について聞きたい。
【般】アセトアミノフェン錠200mg 2T
頭痛・発熱時 1日6回まで 10回分
1日6回投与は可能なのか?
【回答】
適応症によっては可能。
【回答理由】
頓用の場合、1日の総投与量が承認用量から大きく逸脱しなければ査定を受けることもない(社会保険支払基金確認済)。
カロナール錠の添付文書から
通常,成人にはアセトアミノフェンとして,1回300~1000mgを経口投与し,投与間隔は4~6時間以上とする。なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日総量として4000mgを限度とする[1]。
とあるように、総投与量としても、服用間隔としても添付文書の用量を逸脱しない。
ただし、医科レセプトの傷病名が上気道炎の解熱鎮痛の場合、
通常,成人にはアセトアミノフェンとして,1回300~500mgを頓用する。なお,年齢,症状により適宜増減する。ただし,原則として1日2回までとし,1日最大1500mgを限度とする。
の記載があるため、頻繁に当該処方があるようならば傷病名についての情報提供は行ったほうが良いかも知れない。
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